やどんとこオフ 打ち上げの焼肉にて


本当はコミケの記事から書いていきたかったんですけど、何分急を要するやどんとこオフレポを先に上げた結果 そのあとまたコミケ記事に戻るのはなんかあっちこっち色々不具合がでそうなので

どうせなら、打ち上げまで書いたほうがいいなと思い今回に至ります



「肉っていうのは、人を苦しめる食べ物にもなるんです」 Byわふお




【出場キャスト】

.林檎 .ぱるう .ごりうほ .おかし .フィン .あるごん .わふお .てんくゎん (敬称略



       【焼肉の席】
 
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    わふお→□□←てんくゎん
      フィン→□□←あるごん
    ごりうほ→□□←おかし 
      林檎→□□←ぱるう 

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その日はやどんとこオフの打ち上げで、皆で焼肉に行くことになったんだ

皆、オフの連戦で体力を消耗して、お腹がすいている

だからこうして晩御飯を食べに行くのは当たり前だったのだ


しかし、この時点では誰も気づいていなかった


肉の怖さに・・・





「「「カンパーイ!!!」」」


ガチャガチャとグラスどうしがぶつかり合う音が店内に響き渡る

皆一様にして飲み物を持ち、一気にあおる


思わず「くぅ〜」と口に出してしまいそうになるほど、冷え切った飲み物が喉をうるおしていく


それを十分に堪能したのち、ウエイターを呼びメインの肉を頼んでいく



肉を待つ間、オフでの結果などを話し合った

わふおさんと、あるごんくんは「ゴチミルゴチルゼル」構築をチーム全員で使い、どんとブロックを予選一位通過 

すさまじく、えげつないPTでどんとブロックを蹂躙したらしい

いやぁ、恐ろしい


てんくゎんさんと、おかしさんも「ニョロトノ・ルンパッパ」構築をチーム全員で使ってどんとブロック三位


チーム全員同じ構築使うのってなんかかっこいいなぁと思った


僕らのチームも予選はやどんブロックを通過できたけど、どんとブロックに放り込まれてたら勝ちあがれたかと聞かれると激しく怪しい

どんとブロックの方が強い人たちが固まってたイメージだった


そんな話をしていると、肉を待ちきれないのかフィンが歌い始めた


「お〜れは、^4-5^! でーんせーつの!」


まぁ〜、センスのないジャイアンだった


パン・パン・パンと、あるごんくんがぎこちなく手拍子してる


あぁ、可哀想に フィンの正面の席に座ったからやらされてるよ… あぁ。


宴会卓のようになってしまった、このテーブルに しかし足りないものがあった

それは肉だ

さっき頼んだはずの肉達が、いつまでたっても来ない

そんな様子を見かねたおかしさんが、ウエイターを呼ぶ


「ハラミとピートロを5人前ください」


畏まりましたと笑顔で受け答えするウエイター


     −10分経過ー


まだこない・・・


フィンの歌ももう一週回って、また^4-5^の歌を歌ってる

何か知らないうちにごりうほさんとぱるうさんも^3-5^の唄を歌ってる


またまたこの様子に見かねたおかしさんが、再びウエイターを呼ぶ




「ハラミとピートロを5人前ください」


畏まりましたとウエイター こころなしか、ウエイターが少しニヤけてるような気がした



     ー10分経過ー




ガチャガチャと途方もない量の肉が、テーブル一面にしかれていのを、全員が固唾をのんで見守る


多分この時点で皆思ってることは同じ


(「「あれ?これやばくね?」」)


↑に書いた席順を見てくれれば分かるが、わふおさん側にも通路はあるのだ

だから僕らが手前側で頼んだ注文と、奥側でも頼んでいた注文が見事にバッティングして

肉のフルコースみたいな感じになっていた


でもまぁ、念願の肉も来たところで皆顔がほころんでいた


しかしそれはほんの10分程度だけの話だが



それからというもの、阿鼻叫喚焼肉祭が続いた

色んな種類の肉がいっぺんに来たものだから、無論順序など気にしてる暇はない

皿を片づけるのに必死で、そのまま全部金網にひっくり返していく作業だった

当然、早く焼ける肉 遅く焼ける肉があるわけで、そんな肉がてんくゎんさんを襲った


「なんだこの肉!もう焦げてる!!」


見れば本当にオバヒでもくらってそうな黒焦げになってる肉がそこにあった。


「こんな早く焦げるとかこの肉、信用不可だな〜〜〜〜!!!!」


なんか肉に切れてた


しかしそんな他人事のように眺めている暇もなく、自分たちのゾーンの金網を見ると、そこには信用不可肉の残骸がちらほらあった


僕を含めた4人(ぱるうさん、ごりうほさん、おかしさん)も「あ〜」と黒焦げになってる肉を信用できない目で見ていた


本当に一瞬の隙も見せれない焼肉戦争がヒートアップしていったのだった。



ここでまた↑に書いた席順を見てほしい


上席4つと、下席4つで金網が二つづつわけられ、2チームの戦争のようなものになってたんだ


皆が肉の処理に必死の中、僕は暗躍するエモンガアイコンをそこにみた


こっちにがわに余ったハラミやピートロの肉の皿を向こうのテーブルに押しやっていた

一通り、肉を運び終わった闇にうごめくエモンガアイコンその人は、驚くべきことを口走った


「よ〜し、俺らはもう肉片付いたぞ わふおてんくゎんゾーンがんばれ^^」


鬼だった


鬼のエモンガだった


あるごんくんとフィンなんて、はし落として固まっちゃってる


この時わふおさんの目が、悪あがき急所当てられた時より血走っていた


少しして、フィンが戦線離脱 トイレに逃げだした


あるごんくんも「あるごん…無理ごん・・・」


とかわけのわからないことをいって離脱


僕たち下4席チームは助かったと胸をなでおろしていた

しかし、こんなところでは終わらせないKaNNさんがウエイターを再び読んだ


僕らは、「飲み物でも頼むかな?」と軽い感じで眺めていた

しかし彼は悪魔のような一言を告げたのだ




「すみません、向こうの網変えちゃってください」




「「「「なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」」」



やってくれた


畏まりました、網変えますね〜 と意気揚々のウエイター


やられた…網を変えられては綺麗な網のまま変えることなどできない


彼は合法的に僕らに肉を喰わせる気だ…


なんて奴だ…流石愛をわすれたてんくゎん・・・



仕方なく、新品の網の上で僕らは肉を焼いた ほいぼそと燃える火の下で…一枚だけ。


それに勘づいたわふおさんが焼肉奉行もびっくりの声で抗議する


「ちんたら肉やいてんじゃねぇ〜ぞ! もっと焼け!!喰え!!!」


バレてしまったからには仕方ない、痛み分けよろしく再び地獄のグルメレースが始まる


そんな焼肉祭も終盤に差し掛かる 肉ももう残り少なくなってきた


勿論、全員顔が4んでいた


こうなってからは誰が肉を食べるのだと醜い肉の押し付け合いが始まった


余ってるのは信用不可肉とハラミが多く、皆どうするか悩んだ


そんな時ごりうほさんが隣のフィンの更に肉を盛る


「この肉達負けてるから、フィンの負け越しゾーンにおこうや」



全員声をそろえて「「「「確かに」」」」と頷くと、信用不可肉がフィンの更に盛られてく


フィンはおぞましい量の信用不可肉を見て嗚咽を漏らして泣きそうな顔をしている


しかし一通り肉がそそがれた後、てんくゎんさんのごはんの上に振りかけのように全部注ぎ返した


「信用不可能どうし仲良くやれよ!!!!!!!!!!!」


「俺ええええええええええええええええ??????????」



潔い、KaNNさんはそれでも信用不可肉を優しく包み込むように食べた 喋りかけながら・・・


「俺もお前も信用不可じゃないよなぁ・・・? 信用、できるよなぁ・・・?」


悲しみに満ち溢れていた



しかしまだ戦争は終わってない、残りのハラミが全員を睨んでやまない


もうとっくに全員限界を超えてる・・・


ここまでか・・・そんな諦めじみた考えをしたとき、勇者が立ちあがった




「ええい!!!全部俺に任せろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」



輝く勇者がどなり散らす! 皆歓喜の声を上げ、その勇者を呼ぶ



【わふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!】



【わふお!わふお!わふお!わふお!わふお!わふお!わふお!わふお!】



どこにそれが入るんだというように、次々に口に放り込まれていくハラミ


やっぱり僕らのわふおさんだぜ!


そんな様子に安心したのか、ぱるうさんが追加オーダーをしていた

僕がなに頼むの?と訊くと、「豆腐でも頼もうかなって」と答えた


まぁ、豆腐なら食べられるか… と安易に考えていた


       −数分後ー


予想はしてたけどね!


わふおさんの皿に、肉と豆腐が置かれていた


わふおさんがプルプルと震えて愚痴をこぼす


「お前豆腐ぐらい喰えよ・・・」


ぱるうさんはひとこと「わりW」と笑顔で済ましていた


この人は・・・


更に少し経って、わふおさんが最後の肉を口に放り込み 無事完食!


今度こそ全員安堵の息をもらす


ここで一通り信用不可肉たいらげたてんくゎんさんが一言しゃべる




【今あいついなくなったから言うけど、あの肉まじでうぜーわW】







なんと今回の焼肉、全部ごりうほさんのおごりなんですよね

本当に感謝です!


彼は、前日に16万スロで勝ったと余裕の顔でした

流石だわ


その後のわふおさんは、元気など1ミリもなく帰宅していきました… ありがとう、僕たちのわふおさん!

皆それなりにダメージがでかかったらしく、あるごんくんはしゃっくりやら吐き気やらで帰りの道大変でした

フィンは相変わらず地面這って行動していました −Finー